様々な状況を考慮した結果、5月14日(木)から中学生の通常クラス及びマンツーマンレッスンを再開することにしました。
幸い、当教室に通う受講者、また各々の家族の方々にも感染及び感染の疑いがある事例は一件も報告されていません。また、講師である私と私の家族や親類もこれまで全く体調に異変はありません。
メディアでは9月入学に関する議論が報道されていますが、クリアしなければいけない課題はあまりにも多いでしょうし、これまでの国会審議のスピードをみても、今年9月の開始が現実的とは到底思えません…。
何よりかわいそうなのは、当事者である子どもたちです。
中学三年間での学習範囲は、文科省の学習指導要領が変わらない限り変わりません。
授業が無くなった分だけ、○○と○○のパートは学習しなくてもいいとはならないのです。
…ということは、高校受験にあたっては、授業日数が減った分だけ『詰め込み学習』が増えるということになります。
休業要請の根拠となる特措法第45条では「1000㎡以上の施設」が対象であり、当教室はそれに該当しません。
テーブルの配置のレイアウト次第では、2メートル弱ほどは距離を取れます。
勿論、レッスン再開に際しては、徹底的な感染予防対策に配慮したいと思います。
教室のテーブルのレイアウト変更に加え、高機能空気清浄機を設置します。また、ドアノブには抗菌テープを施し、テーブルやイスなどは次亜塩素酸水でレッスンごとに消毒します。
レッスン前には、生徒一人ひとり必ず手洗いをしてもらうのは勿論のこと、非接触型体温計で体温測定させて頂きます。
レッスン中は、空気清浄機の使用以外に、1時間に一度窓を開け換気に努めます。
また、受講者にはマスク着用の厳守と家族の体調の報告をお願いし、講師はサージカルマスクの上にプラスチックフェイスガードと使い捨て手袋を着用します。
それにしても、こんなにしてまで勉強をしないといけない今の子どもたちが本当に不憫でなりません。一日も早く事態が収束しますように。