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Debate練習、始めました

附属クラス(中1)クラスでは先週から英語でのdebate(討論)練習を始めました。

与えられたトピックに対して、自分の意見とその理由を2つ挙げて(勿論、英語で!)、自分の意見の妥当性を説明します。


とまぁ、ここまでは小学生でもできそうなことですが、附属中生にはもうワンステップ上のことに挑戦してもらいます!

オーディエンス(聞き手)は、発表した生徒(話し手)の意見の理由に対して反論し、話し手はその反論に対してさらに意見を述べてもらいます。


もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そう、これは富山県立高校の入試問題で出されるライティング問題の練習なんです。

理由や反論の正当性や妥当性のクオリティレベルはそれ相応を求めますので、「なんとなくー」な感じの意見は当然ダメです。


今週のお題は「What subject is the most important of all?(最も重要な教科は何でしょうか。)」 「English is.」という意見に、「もし留学するなら英語が必要になるから」「英語を話す機会が将来増えるから」という理由を挙げたTさん。

「英語を話す機会」について「そんなにたくさんの機会はないはず」と反論したNさん。

これに対して、Tさんは「学校にもALTがいるし、話す機会は今でもたくさんある!」と。

良いですねぇ。確かにその通り。

Tさんの挙げた理由は突っ込みどころ満載ですが、Ifを使った直接法で理由を説明できたことは高く評価し、思いっきり!褒めてあげました。^^


一方「Japanese is.」という意見に、「日本語はいつも使っていて大事だから」「日本語は難しいからもっと勉強すべき」という理由を挙げたNさん。

個人的には、この理由に納得です。

Tさんも中々反論できずにいたので、私の出番。

「We’re already able to communicate in Japanese. We can speak, read, and write Japanese. Minimum Japanese skills are enough for our daily lives! Why do we have to learn Japanese more?」 (私たちは既に日本語で会話できます。私たちは日本語で話せるし、読めるし、書けます。私たちの日常生活には最低限の日本語スキルで十分です。どうして私たちはさらに日本語を学ばなければいけないのでしょうか。)


そうだそうだとばかりに頷くTさん。笑

私の矢継ぎ早の英語にタジタジのNさん。(申し訳ない!)

…、とここで今日のレッスンの終了時間。


来週のお題は、「What city is the best place to live in Japan?」

それぞれどんな意見を発表してくれるのか楽しみです♪

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